オーストラリア流、クリスマスの過ごし方

今日はクリスマスです！特に大きな予定はなく、のんびりとした一日を過ごしています。このブログを書きながら、ゆったりと過ごせる時間に感謝しています。

初めてのクリスマスイブ外食体験

昨夜は夫の兄弟家族と一緒に、街の賑わうレストランでディナーを楽しみました。オーストラリアに来てから初めてのクリスマスイブ外食です。お店はまあまあ混んでいて、街も外食を楽しむ人たちで賑わっていました。

オーストラリアのクリスマスと年末の習慣

オーストラリアの多くの会社は、クリスマス前の金曜日（今年は20日）を最後に、年明けの1月初週まで休暇を取るのが一般的です。学校もこの日が最終日！中には1月いっぱい休みを取る人もいるほど、長期休暇が当たり前の文化です。

私自身は今年、休みを取らずカレンダー通りに勤務しています。ただ、昨日（24日は）職場の食堂がクリスマス休暇に入ったこともあり、オフィスに行く気が起きず自宅勤務を選びました！この柔軟な働き方ができる環境には、つくづく感謝しています。

オージー流のクリスマスランチ

オーストラリアのクリスマスは、日本のお正月のように家族と過ごす日です。伝統的な家庭では、七面鳥のローストやクリスマスプディング（これがケーキですが、日本のとは全然違います！）といった豪華なランチを用意します。ホスト役の家族は朝から大忙しで、汗をかきながら料理を準備する光景も夏らしいクリスマスの一コマです。

最近では、レストランで過ごしたり、ビーチや公園でピクニックやバーベキューを楽しむなど、過ごし方も多様化しています。昨夜ディナーを共にした兄弟家族も、今日は持ち寄りのランチを計画しているそうです。韓国とモーリシャス出身の奥様たちがいるので、各国のクリスマスメニューが並ぶそうで、どれも美味しそう！

メニューも、夏らしく、エビや、サマーフルーツをたくさん使ったPavlovaと言われるオーストラリアのデザートなど、夏らしいメニューも人気です！

我が家は特にクリスマスランチは今年はしません。が、せめて、夫が大好きな、クリスマスプディングだけは手に入れようと、一昨日、会社の社員食堂で、最後の一個をゲットできました！ちなみに、夫のお母さんは、生前クリスマスになると、毎年作っていました（ナッツやフルーツがぎっしり詰まっていて、準備からかなり時間がかかる特別感たっぷりのフルーツケーキなのです！）。夫の兄弟、姉妹は、私も含めて、「お母さんのクリスマスプディングが一番！」といまだに懐かしんでいます。通常は、ブランデーソースをかけるのですが、夫のファミリーの食べ方は、カスタードクリームとアイスクリームを添えて食べるのです！

ギフト文化とクリスマスの変化

クリスマスランチでは、全員にギフトを贈るのが伝統的な習慣です。そのため、24日はどのお店もプレゼントを駆け込みで買い求める人々で賑わいます。午後には早めに閉店するお店も多いです。

ただ最近では、好きなものを好きなタイミングで買うようになり、昔ほどギフトにこだわらなくなった家庭も多いようです。また、移民の増加のためかと思われますが、クリスマス当日でも開いているお店が増えてきたのも興味深い変化です。

夏のクリスマス、ビーチでリフレッシュ

今朝は、いつものように愛犬の散歩からスタート。朝8時のビーチにはすでに多くの人と犬たちが訪れ、散歩や海水浴を楽しんでいました。「このお天気を待っていたのよね！最高！」と、散歩中によく出会う、飼い主さんと愛犬のパグちゃんも嬉しそう！

通りすがりの人が「Merry Christmas!」と声を掛け合いながら、リラックスした雰囲気が漂い、みんなが心からこの日を楽しんでいるのを感じます。

愛犬も、朝から泳いで、すっかりご機嫌！

ドッグパークへ行くと、「良い子でいるわんちゃんへ、サンタからのプレゼント！」と、テニスボールが入った箱を発見！みんなが優しくなれる日でもありますね！

クリスマスを楽しむために働く？

「オーストラリア人はクリスマスを楽しむために働いている！」

と以前、日本人の友人が言っていました。その言葉を思い出しながら、みんなのリラックスした様子を見ていると、確かにその通りかもしれないと感じます。