No Worries!
オーストラリア人の口ぐせが、私を変えました。
こちらの人は、何かあると必ずこう言います。「大丈夫、なんとかなるよ」。
日本から来た私には、最初これが軽く聞こえました。26年経った今は違います。これは投げやりではなく、相手を許す言葉です。失敗しても、遅れても、英語が下手でも、まず「大丈夫」から始まる。だから人は挑戦できる。
17歳で留学して、英語がわからず毎日泣きました。就職活動では何度も落ちました。それでも26年、この国で暮らしています。
ここで学んだのは、英語でも仕事のやり方でもありません。「完璧じゃなくていい」と、この国が教えてくれたということです。英語が下手でも会議で発言していい。40代からキャリアを変えていい。犬はペットショップから買うのではなく、保護施設から迎えていい。日本では当たり前でないことが、ここでは当たり前です。
どちらが正しいという話ではありません。選択肢がもうひとつあると知るだけで、一歩踏み出すのが楽になります。
そのもうひとつを、日本に届けたいと思っています。
とみだきみえ|メルボルン在住26年

著書

野犬のイブ — だからわたしはここにいてあげる
作:とみだみちよ/訳:とみだきみえ
人を知らない野犬のイブが、人と出会う。葛藤しながら少しずつ人の暮らしに馴染んでいく、実話の絵本です。妹・とみだみちよが描き、私が英語に翻訳しました。私たち姉妹の活動の原点となった一冊です。日英併記。
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野犬の可愛さを広めたい — 元野犬イブの使命
絵本『野犬のイブ』の続編。出版から2年、これまで公開してこなかったイブの逸走と、奇跡的な再会を収めました。「野犬」と聞いて「噛みつく」「汚い」と身構えてしまう人にこそ、読んでほしい一冊です。日英併記。
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オーストラリア発!犬も人も一緒に幸せになる方法
日本にいる妹が里親になった元野犬のイブ。同じ頃、メルボルンの私のもとへ来たボーダーコリーのさき。2匹との出会いから見えてきた、日本とオーストラリアの犬事情の違い。なぜこの国の犬は幸せそうなのかを考えました。
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オーストラリア発!英語習得も人生も楽しくなる!
超シャイだった私が、英語と出会って40年。高校で留学して、夢と現実のギャップに絶望しました。それでもあることをきっかけに変わり、教員を辞めて2度目の留学へ。永住権、現地での会社員生活。その先に見えた、英語習得も人生も楽しむために大切なこと。
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No Worries! グローバルマインドという生き方
異国でのキャリアを支えるのは、言葉ではなく心です。留学、英語教師、トヨタ自動車での新会社立ち上げ、大学での留学生支援。場所も立場も変わりましたが、答えはいつも同じでした。「英語力より大切なのは、心でつながる力」。
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オーストラリアでは、犬を迎えるとき保護施設から探すのが当たり前です。日本にも同じ思いを持つ方はたくさんいるのに、仕組みがまだ追いついていない。愛犬のさきと暮らしながら、ここで見てきたことを日本に伝えていくことも、私にできることのひとつだと思っています。
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