メルボルンは今日から4月。カレンダーの上ではいよいよ「秋」の始まりです。 朝晩の空気は少しずつ冷たくなってきましたが、今日の最高気温はなんと27度! 去りゆく夏が「もう少しだけ一緒にいようよ」と引き留めているような、心地よい残暑を感じる一日です。
さて、今日は先週末、足を運んできた、メルボルンの秋の風物詩についてご紹介!
40周年の街に響く「Wabi Sabi」の笑い
現在メルボルンでは、世界三大コメディ・フェスティバルのひとつ「Melbourne International Comedy Festival」が開催されています。なんと今年で記念すべき40回目!街中の至る所から笑い声が聞こえてくるような、私が大好きな季節です。と言いながら、メルボルンに来て以来、初めての体験でした。理由は、「英語でジョークって私には理解できない!」でした笑
今回、私は、数年前から気になっていた、日本人コメディアン、Takashi Wakasugiさんのライブを観に行ってきました。 今回の彼のテーマは、ずばり『Wabi Sabi(わびさび)』。
「不完全なものの中に美しさを見出す」という日本古来の精神を、彼は爆笑の渦の中で鮮やかに描き出していました。
「完璧じゃなくていい」という解放感
Takashiさんは、日本とオーストラリアの文化のギャップや、私たちが日常で抱える「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーを、ユーモアたっぷりに解きほぐしてくれました。
「完璧であること」を目指して必死になるのではなく、欠けている部分や、思い通りにいかない状況さえも「それが味だよね」と笑い飛ばす。その姿は、まさに現代の『Wabi Sabi』そのもの!
ご自分の完璧ではない英語もネタにし、それを笑い飛ばす!この真摯な姿勢には、笑いながらも、心から感動しました。
客席の現地の方々が「Wabi Sabi」の概念に頷きながら爆笑しているのを見て、日本人の精神性がこうして世界をハッピーにしていることに、誇らしい気持ちでいっぱいになりました。
手放して見つけた、自分らしい景色
この「わびさび」のメッセージは、私の心に深く響きました。 実は私、今日4月1日から「ダブルワーク」を卒業することに決めたんです。
これまでは、どこか満足できない環境に自分があると、「もっとやりたい!」「もっとできるはず!」と、どこか自分を追い込んでいた部分があったかもしれません。でも、Takashiさんのライブを観て、もっと自分の余白(スペース)を愛してあげようと思えたんです。
全部を抱え込まなくてもいい。一つを手放して、少し不完全になったとしても、そこに生まれるゆとりこそが、人生の「美しさ」になる。そう確信しました。
これからは少し肩の力を抜いて、より一層「メルボルンの魅力」や「日豪の架け橋となる活動」に、心を込めてエネルギーを注いでいこうと思っています。
27度の陽光が眩しい、新しい秋の始まり。 日本は桜が美しい季節ですね。皆さんも、自分の「不完全さ」を愛でながら、軽やかな一歩を踏み出してみませんか?
No worries, embrace your Wabi Sabi! 今日という日に感謝して。




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