オーストラリアの会社は、すでに今週初めからホリデーに入っているところも多いです。
私が勤務している会社はカレンダー通りですが、とはいえ、イブの今日はこれまで勤めてきた会社と同じく、午後からはオフ。
クリスマスは、オージーたちにとって「家族と過ごす日」です。この点では、日本のお正月に似ています。
私が過去に勤務した会社は、どこも、クリスマスイブは、午後からは帰宅してもいい、という「暗黙のルール」(?)になっていました。プレゼントなど準備のために、会社も少し配慮してくれるところが、なんともオーストラリアらしいなぁと感じます。
私は在宅勤務でしたが、街のお店やスーパーは、最後の買い出しをする人たちでとても賑わっていました!
毎朝届くニュースから見えた、今年のハイライト
さて、私の会社では毎日、NNAニュースがメールで届きます。
これはオーストラリア、NZ、そしてアジア各国の経済ニュースや日系企業関連の記事を、日本語で読めるというもので、本当にありがたい存在です。
今日のメールには、
「今年は今日が最後の配信。新年は1月5日から再開します」
というメッセージとともに、2024年のトップニュース10が紹介されていました。
その中で、特に目に留まったのがこちらです。
(※以下、12月24日付 NNAニュースより一部引用)
訪日オーストラリア人、過去最多へ。
今年は、オーストラリアとNZからの訪日旅行者が過去最高水準で推移。
特にオーストラリアからの訪日客は急増しており、11月までで約93万人。
日本が、オーストラリア人にとって人気渡航先トップ3に入った、というニュースでした。
東京・大阪・京都だけでなく、石川、岐阜、和歌山といった地方への宿泊数も大きく増加。
さらに、北海道や長野のスキーリゾートでは、オーストラリア人が外国人観光客の中で最多だったそうです。
体験型、地方志向、高級旅行。日本のインバウンドの魅力が、さらに広がっていることを感じますね。
「岐阜」というのを見つけて、嬉しくなりました!
記事の中に、故郷の岐阜があったのが、個人的にはとても嬉しいポイントでした。
オーストラリアは日本と季節が真逆ですので、年末から1月末までのスクールホリデーには、スキーに出かけるファミリーも多く、日本の冬の魅力がしっかり届いているのを感じます。
地方の魅力が、こうして海外の方に届いていると思うと、なんだか誇らしい気持ちになります。
来年は日豪関係にとっても節目の年
来年は、
日本国とオーストラリアとの間の友好協力基本条約(NARA協定)」締結50周年
さまざまな記念イベントも予定されているようで、
日本とオーストラリアの関係が、さらに深まっていく一年になりそうです。
日豪の架け橋に関わる仕事をしている身としては、個人的にもとてもワクワクしています。
(※NARA:Nippon–Australia Relations Agreement の略で、「奈良」ではないみたいです笑)
クリスマスとボクシングデー、そしてオーストラリアの年末
オーストラリアでは、25日のクリスマス、26日のボクシングデー、そして1月1日の元旦まで、長めのお休みを取る人が多い時期です。
ちなみに「Boxing Day -ボクシングデー」は、クリスマスプレゼントの箱(ボックス)を片付ける日が由来とも言われていて、
アメリカにはなく、イギリスやカナダなど、コモンウェルスの国々にある祝日なんですよね。
オーストラリアでは、大晦日や新年よりも、クリスマスデーが一年の大きな区切りです。
一方、日本は通常営業ですが、それでもクリスマスにはどこか神聖で、あたたかい空気がありますよね。
今気づいたのですが(笑)私がブログをスタートさせたのが、昨年12月でした!
1年間、お読みいただいた方に感謝いたします!今年もたくさんの出会いと学びに感謝しつつ、皆さまが大切な人と穏やかであたたかなクリスマスを過ごされますように🎄✨


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