息子の学校で発見!オーストラリアと日本の学校の違い

目次

日本と似ているところ

  • 公立校と私立校がある
  • 義務教育の期間
  • 男子校、女子校、共学校がある
  • 制服がある

ここが日本と違う?

入学制度と地域性
オーストラリアでは、公立校の場合、自分の住む地域の学校に入学するのが基本です。入学試験もありません。ただし、成績が優秀な生徒向けに「特別クラス」を設けている学校もあります。息子の学校にもこの特別クラスがあり、他の地域からこのクラスを目指す場合は試験があるとのこと。地域密着型の学校制度は、住んでいる場所によって教育環境が大きく変わるのが特徴です。

公立校の学費がほぼ無料!
公立校はほとんどが無料で通えます。一方、私立校は年間A$20,000~A$30,000(日本円で約200万~300万円!)。さらに、私立校の多くはカトリックなど宗教色が強いのも特徴です。

小学校入学のタイミングが柔軟
日本では、4月までに一定の年齢に達すれば全員が同じタイミングで小学校に入学しますが、オーストラリアではなんと!柔軟なのです。2月の学年スタート時に該当年齢に達していても、子どもの発達に応じて入学を1年遅らせることも珍しくないのです。特に1~4月生まれの子どもの場合、親が慎重に判断します。我が家の息子は3月生まれでしたが、遅らせることなくその年からスタート。その結果どういうことが起こるかというと、ずっと息子はクラスで最年少でした。体の大きさにも他の子と比べて「小さいなあ」と感じていました。が、高学年になると、目立たなくなりました!本人は全く気にしていなかったよう?!

学校の進級と構成
日本の小学校1年生に相当する年齢の前に「Prep」という準備学年が義務教育に含まれています。進級の流れは以下のようになります:

  • Prep:小学校準備学年
  • Primary School:1~6年生
  • Junior Years:7~10年生
  • Senior Years:11~12年生

私立校では「ELC(Early Learning Centre)」と呼ばれる幼稚園から学び始め、そのまま12年生までエスカレーター式で通う子どもも多いです。ただし、その場合の学費は相当な額になります!

大学入試の仕組みがユニーク
オーストラリアでは高校入試も大学入試もありませんが、大学進学には州ごとの統一試験(ビクトリア州の場合はVCE=Victoria Certificate of Education)を受ける必要があります。試験科目は主要科目だけでなく、自分の進路に合わせて選択できます。

例えば、スポーツ科学を志望していた私の息子の場合、試験科目は以下でした:

  • 英語(必須)
  • 数学(必須)
  • 体育
  • アウトドア教育
  • Health & Human Development
  • 会計学

息子はまだ自分のやりたいことがはっきりしない様子ですが、それも自然なこと!入学後にコースを変更できる柔軟性があるのは、親としても安心感がありますね!

「オーストラリアの学校はのんびりしてるんでしょう?!」と思われがちですが、案外勉強に対する姿勢は厳しいです。高学年になると、統一試験に向けて勉強する態度にも真剣さがみられますが、日本と比べて、かなり選択幅が広いことはとてもポジティブだと捉えられますね。

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