大晦日のメルボルン:夏の街で迎える新年の風景

2024年も残りわずか。メルボルンでは、夏真っ盛りの中、大晦日を迎えました!今年は特に、年明けから新たに赴任される駐在員の方々が到着され、忙しくも新鮮な気持ちで年末を過ごしています。

目次

早朝の到着

今朝7時過ぎ、1月からメルボルンでの赴任がスタートする駐在員の方から、「先ほど到着して、今ホテルに向かっています!」という明るいメッセージをいただきました。もう一人の駐在員の方も昼頃に到着予定で、年末年始の新しいスタートに向けて準備万端のご様子です。

実は、9月に赴任が決まった際、私は「多くの従業員が年末年始に年休を取るので、到着は1月6日ごろをお勧めします」とアドバイスをしていました。しかし、お二人とも31日に到着するフライトを選択!仕事に対する真面目で熱心なお人柄はさすがです!

そこで、「メルボルンの大晦日は花火などで賑わいますから、お疲れでなければぜひ!」と、市内で開催される花火イベントの情報をお送りしました。

https://nye.melbourne.vic.gov.au/?gad_source=1&gclid=CjwKCAiApsm7BhBZEiwAvIu2XzuBH3NEomZmWOHwaF1hek4uh04EHt1bX5j25EstlBrgtLDhyo7hjRoCwiIQAvD_BwEScreenshot

静けさと賑わいのコントラスト

クリスマスを過ぎると、メルボルンの街は一気に静かになります。子どもたちが長い夏休みに入るこの時期、多くの家族が旅行に出かけるためです。我が家でも以前はこの時期に日本へ帰国することが多く、年末年始を日本で過ごしていました。ただし、この時期は航空運賃や宿泊費が非常に高くなるので、今年は1月のスクールホリデー後に時期をずらして帰国予定です(息子が今年学校を卒業したので自由にスケジュールを組めるようになりました!)。

とはいえ、大晦日になると街の雰囲気は一変します。市内は新年を迎える準備に活気づき、花火を見るためのベストスポットを求めて多くの人が集まります。レストランは予約で満席、特別に雇われたDJやエンターテイメントで賑やかな夜が始まります。(俗にいう「どんちゃん騒ぎ(笑)」)花火が見えるホテルは普段の数倍の価格にも関わらず、どこも満室。メルボルン全体が新年を迎える興奮に包まれます!

カウントダウンと花火、そしてハグ

大晦日最大のハイライトは、午後11時59分から始まるカウントダウン。全員が一体となり、秒読みの声が響き渡ります。そして、日付が変わる瞬間、夜空に色とりどりの花火が打ち上げられます!約10分間続くその美しい光景は、見る者を魅了します。そして、同時に、「Happy New Year!」と言いながら、周りの人たちとハグし合う、というのがオージー風です!

ちなみに、オーストラリアの花火と言えばシドニーが有名。世界的にもそのスケールの大きさで知られています。もし機会があれば、一度足を運んでみる価値ありです!

https://secretmelbourne.com/new-years-eve-fireworks/

日本のお正月とオーストラリアの違い

オーストラリアでは、新年の2日からは通常営業。日本のように除夜の鐘を聞きながら家族と過ごし、初詣に出かけるといった伝統行事はありません。家族よりも友人と賑やかに過ごすのが一般的です。

私が勤務する会社の駐在員の方々は、任期が約3年。その間、日本でお正月を過ごす機会がないため、少し恋しい思いをされることもあるかもしれません。でも、オーストラリアならではの年末年始の楽しみを満喫していただきたいです!来年以降も、新しく赴任される方々には「年末年始は日本でゆっくりしてきてくださいね!」とアドバイスを続けつつ、メルボルンの大晦日の楽しさもお伝えしたいと思っています

シェアしていただけるとハッピーです!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

目次